入院している母のお見舞いを済ませ駐車場に戻ると、サラリーマン風の男性が自分の車と思われる前で、携帯電話で誰かと会話をしていた。その横を通り過ぎ自分の車に戻ると、その男性の車には製薬会社の社名が書かれているのに気付いた。この病院は大きいから、出入りしている製薬会社の営業マンも相当多いのだろう。そんなことを考えながら駐車場を出ようと車を出口に移動させると、今ゲートから入ってきたばかりの車とすれ違った。最近よく見かける、鍵開けサービスの会社の車だ。
自分の清算を済ませながらサイドミラーで確認すると、その業者の車は先ほどの営業マンの車の前で停まって、営業マンと何事か話している。そうかあれは、車の鍵を中に残したままロックしてしまう、いわゆるインロックをしてしまったから車外で話していたのだ。彼が何分駐車場で待っていたのか知らないが、業者が来てくれて良かったねと、他人事ながら思った。
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実は私も過去に、2回もインロックの経験がある。夫には呆れられ「普通の人が一生にインロックする回数ってどれくらいかな。2度もやるかな」と嫌味を言われる始末だ。その度に業者さんに鍵を開けてもらっていたので、携帯電話には業者さんの電話番号も入れている程だ。それでも昨年から、夫がプレゼントしてくれた肩こりに効くスポーツネックストラップに、車の鍵をペンダントのようにつけるようにしてから、とても便利だし車に置き忘れることもなく、インロックする危険性が減り満足している。首から鍵を下げるなんて子どもっぽいと思われるかもしれないが、見た目より実益を優先だ。
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入院中の母の病室でも、貴重品をしまっておく小さなセーフティーボックスの鍵を入れたまま母がロックしてしまったことがある。ナースステーションまで鍵を借りにいったり、ちょっと苦労したのだが、鍵にまつわるトラブルは多いから、その危険回避として首から下げるのはアリだと思っている。